不動産コラムColumn

18年6月・不動産価格指数

2018/10/04 

戸建て2カ月連続減に

国土交通省は9月26日、18年6月の不動産価格指数(住宅)をまとめた。10年平均を100とした全国住宅総合指数は112.4で、前年同月比2.6%の上昇となった。

住宅地は101.1(同2.2%増)、戸建て住宅は102.1(同0.2%減)、マンションは141.7(同4.7%増)。64カ月連続の増加となったマンションが、前月までと同様に全体をけん引しているものの、戸建て住宅については2カ月連続の減少となった。

圏域別に見ると、南関東圏が総合指数115.1(同2.7%増)、住宅地103.8(同0.2%増)、戸建て住宅103.5(同1.5%増)、マンション135.8(同3.3%増)。名古屋圏は総合指数107.9(同5.0%増)、住宅地99.9(同6.3%増)、戸建て住宅101.9(同1.8%増)、マンション150.6(同12.0%増)。京阪神圏は総合指数116.9(同5.4%増)、住宅地114.0(同11.8%増)、戸建て住宅101.1(同0.6%減)、マンション147.2(同6.8%増)。京阪神圏の戸建て住宅以外、すべて上昇となっている。

併せて発表された18年第2四半期分の不動産価格指数(商業用不動産)は、全国の商業用不動産総合が122.7(同5.5%増)、建物付土地総合が130.7(同4.6%増)、土地総合が102.8(同5.4%増)だった。

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